御殿場に誕生した新たな酒蔵 〜石川酒蔵が描く未来〜

御殿場に誕生した新たな酒蔵 〜石川酒蔵が描く未来〜

2025年3月20日

2025年1月にグランドオープンしたばかりの、御殿場の地で日本酒造りに挑む石川酒造。その魅力やこだわりについて、御殿場石川酒造株式会社取締役の中戸川勝彦さんにお話を伺いました。


―石川酒造が御殿場で酒造りを始めた理由と、これまでの反響を教えてください。

私たちはもともと御殿場で飲食業を営んでおり、この地の素晴らしい水を最大限に活かせる日本酒造りに挑戦したいと考えました。他の土地ではなく、最初から御殿場でやることを決めていました。

今年の1月にグランドオープンを迎え、正直、ゼロからのスタートだったのでお酒の出来や市場の反応が読めない部分もありました。しかし、良いお酒ができ、多くの方に受け入れられたことで安心しました。

―現在販売されている「雪解(ゆきげ)」と「榮(さかえ)」の特徴と、おすすめの飲み方を教えてください。

「雪解」は御殿場産のコシヒカリを使用し、甘みがありながらもキリッとした飲み口が特徴です。初心者の方でも飲みやすい日本酒です。一方、「榮(さかえ)」は辛口でスッキリとした味わいが特徴で、特に大吟醸は芳醇な香りを楽しめる仕上がりになっています。日本酒好きの方にはぜひ試していただきたいですね。

―日本酒造りのこだわりや、デザインへの想いについて教えてください。

私たちの目標は、オール御殿場産の日本酒を造ることです。水はもちろん、使用するお米も御殿場産にこだわっています。他では真似できない、地元の魅力を最大限に生かしたお酒を届けたいと考えています。

ボトルデザインも、御殿場が好きなクリエイターたちと共に考えました。富士山をモチーフにし、和の要素を取り入れたシンプルで洗練されたデザインに仕上げています。

店舗では、お酒や升などの関連商品も購入できる

―印象に残っているエピソードや、今後の展望について教えてください。

昨年の年末、地元・印野地区の方々が500本をまとめて購入し、全世帯に配ってくださいました。その後、お正月に飲んだ方々が「美味しかった」と言って直接蔵に買いに来てくださったのがとても嬉しかったですね。

まだまだ駆け出しの酒蔵ですが、今後はスパークリング日本酒など新しい試みにも挑戦していきたいです。また、酒造りを通して地域活性化にも貢献し、御殿場に人が集まるきっかけを作っていければと考えています。

―最後に、御殿場の魅力やフェスティバルに訪れる方へのメッセージをお願いします。

御殿場は水、米、自然に恵まれた素晴らしい地域です。この魅力をもっと多くの方に知っていただきたいと思っています。ぜひ、フェスティバルで御殿場の日本酒を味わい、地域の魅力を感じていただければ嬉しいです。

酒蔵の佇まいとともに

今回のインタビューを通して、石川酒造の日本酒造りへの情熱と、御殿場という土地への強い思いを感じることができました。これからの挑戦にも注目です!