「富士山ごてんば丼祭り」開催記念企画【出店者インタビューvol.4】ROCK BAR Z 岩田千秋さん

御殿場のネオン街である新天地にて、矢沢永吉ファンによるバー、ROCK BAR Zの岩田さんにお話をうかがいました。

岩田さんはバーの他に、キッチンカーや露店でラーメンやカレーの販売、観光協会の理事長もされています。

かつてB級グルメだった「富士山カレー」を今でも作り続けており、食・観光を通して御殿場を盛り上げている御殿場のキーパーソンです。

ー　御殿場の旧Ｂ級グルメ「富士山カレー」について教えてください

富士山カレーは、前々市長のもと、B級グルメとして始まりました。

富士山カレーを名乗るには、「カレー部会」に加盟し、御殿場産コシヒカリ、御殿場の名産である水掛菜、そして富士山型にご飯を盛るための認定カップを使うことが条件でした。

当時は大きなイベントで振る舞ったりしていましたが、コロナ前に部会が解散してしまい、富士山カレーはなくなってしまいました。新たなＢ級グルメ・みくりやそばの登場もその背景にあります。

※水掛菜：水菜とは別物。御殿場市で冬に水田の裏作として育てられる。

ー　岩田さんが富士山カレーを作り続ける理由はなんですか？

11 月半ばから5月半ばくらいまで、東山湖で釣りをする方々に向けて富士山カレーを販売しているのですが、そこでは東山湖の前に富士山がどーんと見えて、富士山を見ながら、富士山カレーを食べながら、釣りをする、というのが名物のようになっているんです。

御殿場の名物として楽しんでもらえていることを続けていきたいと思っています。