どぶろく「松の葉」インタビュー 〜御殿場の伝統と挑戦が生んだ唯一無二の味わい〜

どぶろく「松の葉」インタビュー 〜御殿場の伝統と挑戦が生んだ唯一無二の味わい〜

御殿場の豊かな自然と伝統の中で生まれた、どぶろく「松の葉」。この希少な日本酒を生み出す生産者の高橋利典さんに、そのこだわりや背景、どぶろくの魅力について伺いました。


―まずは自己紹介と、どぶろく作りを始めたきっかけを教えてください。

私はもともと御殿場で蕎麦屋を営み、その後、民泊を始めました。その流れで、御殿場市がどぶろくの特区申請をしたことをきっかけに、「せっかく米を作っているのだから、自分の手でどぶろくを作ってみたい」と思い、挑戦することにしました。特区制度により、少量生産のどぶろく醸造が可能になり、7年ほど前に本格的に製造をスタートしました。

―どぶろく「松の葉」の特徴について教えてください。

「松の葉」は、御殿場産のコシヒカリともう一つの餅米を使用し、米本来の旨みを存分に味わえるどぶろくです。通常の清酒よりもアルコール度数が低めで、8〜12度程度。その年の気候や米の出来によって微妙に味が変わるのも魅力の一つです。今年は特にお米の出来がよく、甘みが強い仕上がりになっています。

このどぶろく「松の葉」は、熱処理をせずに生のまま瓶詰めするため、酵母が生きたままの状態です。市販のどぶろくとは違い、本当に生きた酒として楽しんでいただけます。

―どぶろくの販売について教えてください。

現在、「松の葉」は限られた本数しか生産できず、基本的には事前予約制となっています。1回の仕込みで約40本ほどしか作れず、購入希望の方が事前に予約を入れる形で販売しています。さらに、年間の仕込み期間は9月〜3月までと限られており、気温が高くなる4月以降は製造ができません。そのため、非常に希少などぶろくとなっています。

―今後の展望や挑戦したいことはありますか?

現状では生産量が限られているため、より安定した供給ができるように体制を整えていきたいと考えています。また、どぶろくを通じて御殿場の魅力をさらに発信し、地域活性化にも貢献していきたいです。さらに、観光協会と連携して販売ルートを広げ、より多くの方に「松の葉」を楽しんでいただけるようにしたいと思っています。

―最後に、フェスティバルに訪れる方へのメッセージをお願いします。

どぶろく「松の葉」は、御殿場の自然と文化が詰まった特別なお酒です。今年は特にお米の出来が良く、甘みが際立つ仕上がりになっています。この機会に、ぜひ生きたどぶろくの味わいを楽しんでいただきたいです。そして、御殿場の魅力をもっと知っていただけるきっかけになれば嬉しいです。


御殿場の風土を活かし、昔ながらの伝統と新たな挑戦が融合したどぶろく「松の葉」。その味わいを楽しめる機会をぜひお見逃しなく!また、イベント当日は松の葉さんの御殿場産わさびと御厨榮蔵の酒粕を使用したわさび漬けが販売されます。そちらも是非チェックしてみてください!