御殿場茶の魅力を紡ぐ―歴史、品質、そして新たな挑戦

御殿場茶の魅力を紡ぐ―歴史、品質、そして新たな挑戦

― まず初めに、自己紹介をお願いします。

はじめまして。私は勝又製茶の18代目であり、御殿場茶生産部会に所属する勝又共生です。御殿場茶生産部会は、地域の茶農家が協力し合い、御殿場茶の品質向上やブランド化、販路拡大を目指して活動しています。

― 静岡県はお茶の産地というイメージですが、御殿場茶ならではの強みとは何でしょうか?

御殿場茶の歴史は深く、1193年の源頼朝による「富士の巻狩り」の記録にも登場します。1700年ごろの御殿場市史にも載っていますが、その当時にはもう年貢とお土産のお茶があったんです。駒門のお茶と竈のお茶が有名ですが、それが今でも御殿場のお茶として続いています。

― 御殿場茶の味わいにはどのような特徴がありますか?

品種によりけりですけどね。やさしい味わいが特徴です!

― 勝又製茶では、どのような取り組みを行っていますか?

例えば、ソーラーシェアリングを活用した抹茶の生産を進めています。お茶は元々半日陰を好む植物なので、日陰で作ると機能性も上がり色がよくなるんです。また、海外市場への展開を強化しており、特にイスラム圏向けにハラール認証を取得したお茶の輸出に力を入れています。

御殿場茶生産部会の取り組み

― 茶生産部会では、どのような活動を行っていますか?

生産部会では、御殿場茶のブランド価値を高めるための取り組みを進めています。例えば、富士山の頂上で熟成させる「富士山頂熟成茶」というユニークな試みも行っています。これは、標高の高さによる気圧の変化や寒暖差を利用して、特別な風味を生み出すお茶です。スピリチュアルな意味合いもあり、縁起の良いお茶として注目を集めています。

その「富士山頂熟成茶」は「酒と食のフェスティバル」にも出品します。

また、茶畑見学ツアーや手揉み茶体験など、観光資源としての活用も推進しています。特に、外国人観光客に人気があり、富士山観光とセットで御殿場茶を楽しんでもらう機会を増やしています。

― 最後に、御殿場茶に興味を持つ方々へメッセージをお願いします。

御殿場は、空気がきれいで、水が美味しいです。四季も割とはっきりしていて。しかし、まだ御殿場の魅力はまだまだ未知数です。まだまだこれからだと思っています。みんなで、御殿場らしさっていうのを作っていけたらと思っています!


御殿場の自然と歴史が育んだ御殿場茶。その魅力を伝えるために、茶生産部会と勝又製茶は新しい挑戦を続けています。

3/22(土)に開催される「御殿場・食と酒のフェスティバル」では、特別な御殿場茶を提供していただく予定です。富士山の頂上熟成茶をはじめ、ここでしか味わえないお茶を楽しんでいただける機会となっています。ぜひこの機会に、御殿場茶の奥深い世界を体験してください!