こんにちは!コ・イノベーション研究所インターン生の中島です。
昨日参加したガストロノミーツーリズム事例発表会についてご報告します。
概要
静岡県ガストロノミーツーリズムフォーラム統括コーディネーターの岩澤敏幸さんにご案内いただき、静岡県スポーツ・文化観光部観光交流局観光振興課が主催するガストロノミーツーリズム事例発表会に、御殿場市観光協会として参加させていただきました。
第1部の事例発表会にて、11月に開催した「富士山ごてんば丼祭り」の発表を行いました。また、第2部の意見交換会・交流会では参加者の方々とお話をさせていただいたり、試食をしたりしました。
詳しい当日の様子をご紹介していきます!
第1部 事例発表会
「富士山ごてんば丼祭り」発表
静岡県のガストロノミーツーリズムをテーマに、全6チームが発表を行いました。富士山ごてんば丼祭りの発表後、アドバイザーの株式会社テーブルクロスソリューションセールス事業部セールスマネージャーの野田昌様よりSNSへの取り組みと、何よりも関係者の連携体制の構築を評価していただきました。
事前準備を進める中で、地域の事業者や行政職員、ガストロノミーツーリズムのアドバイザーなど幅広い連携が重要だと感じるとともに、広く関係構築を図る難しさも実感しました。この経験を経たうえで、発表にて関係性の基盤づくりを高く評価していただけたことが嬉しかったです。今回のイベントにご協力いただいた皆様をはじめ、来年度の開催に向けてさらなる連携を目指していけたらと思います。
他チームの発表
どのチームも食というテーマは共通しつつも、客船向けのスタンプラリーや生産者がガイドをするバスツアーなど、多様な取り組みがあり興味深かったです。特に「食と農の魅力」をテーマにした磐田農業高校の発表は、自分たちで地域の生産者から食材を仕入れ、レストランと協力しその食材を用いたメニュー開発を行い、それをツアーとして提供するという一連の流れが構築されていて魅力的でした。さらに考案したメニューがレストランで採用されているとのことで、地域事業者との関係構築と継続性の面で、目指していきたい方向性だと感じました。
第2部 意見交換会・交流会
たくさんの方々から発表内容やインターン生の取り組みについて関心を寄せ、質問していただき嬉しかったです。特に「出身は御殿場、静岡ではないのか?」「携わってみて御殿場のどこに魅力を感じたのか?」といった質問をいただくことが多く、地域外の学生がその地域の観光に興味を持ったきっかけや、魅力を感じる点を知りたいと思ってくださる方が多いのだと改めて実感しました。
また、試飲・試食を行っているブースもありました。「合同会社未来志向ラボ」さんのブースでは、山の食材だけを使用した出汁や、うとうぎ抹茶の米、鮭、いくらのお料理、そしておからを使ったクッキーなど食材や健康に配慮したメニューをいただきました。どれもとても美味しかったです!地域食材を使いつつ、健康に配慮した食というのもガストロノミーツーリズムを行う上で重要なテーマだと感じました。




感想
事前準備から携わった富士山ごてんば丼祭りの発表を行い、さらに客観的な評価もいただくことができたため、本イベントの集大成として貴重な機会となりました。そして発表者、参加者との交流を通し、各地域の取り組みを知ることができ勉強になりました。
来年度の富士山ごてんば丼祭り開催に向けて、今後準備を進めていけたらと思います。