しまだ酒店さんは、みくりや酒倶楽部の中心として、御殿場産紅あずまの芋焼酎、御殿場産コシヒカリの米焼酎「みくりやの雫」を継承し守っていっています。
嶋田さんによると、御殿場は「酒の街」といえるほどお酒の生産が活発だそうです。御殿場生まれの焼酎が作られた背景や、酒の街・御殿場の魅力をうかがいました!
ー 今回のフェスで取り扱う焼酎は、地元産の紅あずまとコシヒカリを使った焼酎です。この取り組みはどのようなきっかけではじまったのですか?
地元に貢献したい・地元の人に飲んでもらえるお酒が造りたいという思いから始まりました。
そこで、御殿場の紅あずまという芋と、御殿場産コシヒカリで 2 種類の焼酎を作ることになりました。
ー 現在はこの焼酎をみくりや酒倶楽部で作り、販売されています。みくりや酒俱楽部とはどのような組織ですか?
もともと酒屋の組合があったのですが、高齢化や後継者不足が理由で解散してしまいました。お酒関連のグループがなくなってしまうということで、地元の農作物で作った焼酎を継承していくことになりました。
それに賛同した酒屋・酒販免許をもった事業者が21店舗集まり、焼酎を売りながら盛り上げていこうというグループです。
ー 焼酎のこだわりはなんですか?
御殿場の人が全て関わるということです。蒸留所が御殿場にはないのですが、それ以外は全て御殿場の人・ものが関わって作っています。
また、焼酎を広めるにあたり、まず飲んでもらいたいという思いから、飲みやすいテイストにすることにもこだわりました。
焼酎は食を選ばないので、何でも合います。焼酎だけでも飲めるし、料理に合わせても美味しいです。例えば芋焼酎だったらチョコレートが合うし、角煮や鍋物などの濃い味のものとも合います。米の焼酎は甘味があるので、焼き魚などとも合います。
ー こだわりの焼酎を継承しながら、今後も盛り上げていくとのことですが、今後はどのようなことに挑戦していきたいですか?
御殿場には醸造所がたくさんあり、ワイン、日本酒、焼酎、ウイスキーなどたくさん作られています。これだけあるのは他地域と比べても特殊で、「お酒の街」ともいえると思います。
御殿場は水が良く、硬水なのでビール作りにはとても適しています。色々なところとタイアップして作っていきたいです。
みくりや酒倶楽部としてではないですが、しまだ酒店では畑を借り、ブドウを育ててワインも作っています。これも、全部御殿場のもので作っています。
ー 御殿場の美味しいものを教えてください!
御殿場は、肉屋さんのレベルが高いなと思います。地元の人だけではなく、観光客も必ず寄るようなお店がたくさんあり、行列になっています。どのお店も異なる肉の部位で有名なので、それぞれのお店に強みがあります。なので「このお店ではこの部位」のように、肉屋巡りをしても楽しいんじゃないかと思います。
肉屋以外にも、個人商店で良いお店は御殿場にはかなり多いです。
20年くらい前に一度衰退してしまったことがきっかけで、パン屋さん、ケーキ屋さん、肉屋さん、そして酒屋など色々な個人商店が頑張って、「良いお店」が増えてきたと感じています。
それと、御殿場は水が綺麗なので、わさびや水菜などが有名ですが、食べ物はどれも基本的に美味しいです!
ー 「富士山ごてんば丼祭り」に向けて一言お願いします!
今回のイベントを通して、少しでも御殿場に触れて帰ってもらいたいと思います。
住みやすいし気候もいいし、景色もいいし、アクセスもいい。御殿場はかなり魅力的な街だと思います。
また酒の街でもあり、焼酎、日本酒、ワイン、ウイスキーなどたくさんのお酒を生産していて、海外からお酒を買いに来る方もいらっしゃいます。
御殿場のお酒をはじめ、御殿場を楽しんでいってください!
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しまだ酒店
店名 | しまだ酒店 |
住所 | 〒412-0045 |
電話番号 | 0550-82-0046 0120-22-0046 |
営業時間 | 10:00~18:30 |
定休日 | 日曜・第三月曜 (土日月三連休の場合月曜) |
駐車場 | あり |
ホームページ | https://www.shimadasaketen.co.jp/products/ |